北海道よ元気になろう~[カムイミンタラ・net]より抜粋

穂別で生まれたスゴイ映画が・・・・映画「La riziere」は高齢者疑似体験セットや保護帽「アボネット」なども製造販売している介護・福祉の総合企業、特殊衣料の全面協力で実現しました。最終的には無報酬でしたが、それに勝るものを得たといいます。
「企業として何か楽しいこと、やりがいのあることをドーンと打ち出すことが、社員教育うんぬんよりもずっと効果があるんだなと思いました。基本はやりたいね、おもしろいねということだと思います。お祭り気分です。うちの若いスタッフはとにかくワクワクして、ほんとに元気になりました。なかなか通常の業務で若い人たちの心をつかむのは難しいんです。そういうときに大きなテーマをもらって期限も決まっていて。いいものをつくりたいという思いは一緒ですから、時間なんて関係なくやっていました。自分がつくったものがデビューするんですから」
映画づくりは、参加したみんなが積極的になるという不思議な力を持っているようです。

田んぼdeミュージカル委員会代表の原田幸一さんはあの手この手で人集めに奔走しました。
「最初は適当なことを言って集めたよ。なにせミュージカルなんてだれも分からないんだから。メロン畑に行って『座っているだけでいい、話さなくていいんだから』と言って連れてきて、やっぱり話さなくてはならなくなったり。でもそれは最初だけで、撮影が始まったら、来ない人はだれもいなかったよ」
8ヶ月かけてつくられた「田んぼdeミュージカル」ですが、撮影は延べ30日に及びました。老人たちですから早朝からのロケも気になりません。朝7時の集合ではその前にみんな来ています。まず行われるのが町の保健婦さんによる問診と血圧測定です。
源次郎役の梅藤和男さんが69歳、千代役の棚橋幸子さんが68歳、監督の伊藤好一さんが73歳、委員会代表の原田さんが76歳、カメラマンの星勇さんが82歳、平均年齢が74歳という集団です。(いずれも映画完成時) だれだって体の悪いところを1つや2つは抱えています。
星さんはすべての撮影を担当しました。雨の中の撮影で1回風邪をひきましたが点滴をうってしのぎました。出演者は出番が終われば帰りますが、星さんたちスタッフは最後まで残ります。朝7時から始まって、帰るのは晩の7時ごろ。深夜の12時まで延びたこともありました。翌日も撮影があります。
「6時に朝ご飯を食べずに家を出て、途中でパンなんかを食べて。さすがに冬の12時はゆるくなかった。風呂に入って1杯飲んで、次の日また5時起きですから」
映画はこんなあらすじです。1943年(昭和18年)、大豆づくりの農家、源次郎が戦地におもむきます。1947年(昭和22年)、源次郎は復員しますが、人が変わったように無口になり、米づくりを始めてひたすら働きます。彼をじっと待っていたのは、出征前に見合いをした千代でした。村の人たちの温かい勧めで、2人は結婚し、冷害や洪水と闘いながら稲作に励みます。
1980年(昭和55年)、源次郎の水田が宮内庁の献穀米に選ばれ、2人の苦労がようやく実を結びました。しかし減反政策が進むなか、息子の和富はメロン栽培へと転換をはかり、源次郎と対立します。そんな時に千代が病いに倒れ、和富の嫁 里子は、病床の千代から戦後夫婦2人が懸命に生きてきた話を聞くのです。そして戦争のためにあげられなかった源次郎と千代の結婚式をしようと思い立ちます…。

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「金八はどんなに絶望してもタフな主役ですよ」

[R25」リクルートで首都圏で無料配布しているフリーペーパーで、いろいろな人がインタビューされていて・・・週刊誌みたいなおもしろさがありますね。武田鉄矢さんも、ホリエモンさんも・・・・本文より「劇中で何げなく金八は“あなたに会ったから私になった”という言い方をしますよね。これは心理学でいう関係性なんですけど、ある程度大人になれば自分というものと人生の中で1回は出会ってる。挫折にしろ、無念さにしろ、自分の能力の低さにしろ。それが心理学用語でいう“自我発見”で、これが俺だっていうものと出会ってから人生が始まるんですよ。でも、近ごろの若い世代のコたちって自分とまだ会ってないんですよね。だからインターネットで悪口とか書かれるとカッとなる。最近よく耳にする集団自殺とかもそう。仲間がいれば死ねるっていうのは自分と向き合ってない、自分を発見していない。だから今回の生徒たちを金八はその方法で攻略していくんです。自我発見。トラブルが起きると全部その透き間に金八が入っていく。心理学のダジャレですけど、“事故が起こったときに自己を発見する”。トラブルが自我、自己を見つけさせるんですよ」
 そういう武田の自我発見は18歳のとき。勇ましいタイトルにひかれて手にした1冊の本。それが司馬遼太郎作「竜馬がゆく」。この出会いが、その後の武田鉄矢を形成するのだ。
「男ってバカバカしい生き物で、1冊の本で人生変わるんですよ。だからものすごくつらいことがあっても、妙な占い師にみてもらうぐらいなら(笑)、占いのつもりでとにかく本屋に行く。で、ず~っと本棚見ていて、少しでも自分が悩んでいることと似たタイトルがあったら全部引っこ抜いていくの。5冊でも10冊でも買えばいいんじゃない」 
 こう言い残し、立ち上がる。それが授業終了の合図だった。慌てて控室から去ろうとする、武田鉄矢。撮影現場へ向かう姿を見やると、その背中はすでに坂本金八になりきっていた。

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